| 写真集/風知草/松井洋子/蒼穹舎 |
内容 植田正治のリリシズムを継ぐ、松井洋子 1st.写真集。 詩人・稲川方人「『風知草』への短い手紙」より 「父母」の表現に『風知草』の繊細さの通路があると思いました。松井さんお略歴を見ますと、東京に生まれて、後に植田さんのいる鳥取に移っています。ですから『風知草』の「風景」には自己撞着がないとも言えるわけですが、「私」の位置は、風景へのアイデンティファイとは別の問題だということを『風知草』は示しております。しかし、そこに「父母」が呼び込まれているのですから、暗い晩秋の(冬の、でしょうか)風景にはにわかに「生」が見えることになります。その「声」。そのか細さ、弱さを僕は積極的なものとして聞きました。 [著者プロフィール] 松井 洋子(まついようこ) 1969年生まれ。 94年植田正治氏に師事、鳥取県岸本町に移住。植田正治写真美術館準備室・学芸担当として勤務。97年同館を退職。 初個展「小さな歩みの中から」(米子)開催。99年「日本フォトコンテスト」誌にて「写真集からの手紙」連載(〜2000)。2000年植田正治事務所勤務(〜03)。01年、image box東中野スタッフ/プロデューサー(〜04)。03年写真家としての道を歩み始める。 |