| CD,VIDEO,DVD 作品集/地の記憶/五海裕治/PSF Records |
内容 音楽を見据える。写真に聴き入る。 写真家・五海裕治は、この数年、写真と音楽とのコラボレーションを続けてきた。このビデオは、その断片の一つとでも言うべき2002年11月、兎小屋(東京築地)でのライブ『地の記憶』を収録している。当日集まった観衆は、初めてみる写真と音楽とのコラボレーションに驚愕した。サックスの浦邊雅祥(うらべまさよし)が鋭く演奏する音は、確実に空間を震わせていた。大口純一郎のリリカルなピアノが浦邊の振るわせた空間を叙情によって押さえ込み、押さえ込まれた空間に今井和雄が不規則なリズムを与えていく。ライブが始まった瞬間から、音が見えていた。五海裕治がステージに白いフィールドを創り出し、そこに五海自身が定着した写真が投影される。震えた空間に呼応するかのように、花が咲く。風景が広がる。私たちは、目の前に広がるイメージに生きることを意識させられる。そして、そのイメージは創造主である五海裕治によって、破り捨てられ闇へと解け合うとき、私たちは死とともに生きていることを知るのだ。 写真:五海 裕治(いつみゆうじ) 音楽:大口 純一郎(おおぐちじゅんいちろう) 今井 和雄(いまいかずお) 浦邊 雅祥(うらべまさよし) |